四国バースディ切符の旅 (part3)



 ホームから見ると、こんな感じで、未成線らしいのが何も残っておりません。

当初の予定では、このまま室戸岬を通り、高知へ抜ける路線だったのですが、夢はここで、途絶えた・・・という感じですね。
 12時13分発の海部行きに乗り込みます。
 阿佐海岸鉄道の車両は、転換クロスシートとロングシートとなっておりました。
 転換クロスシート部分のほうは、窓が大きくなっていました。
 宍喰駅につきました。
数人の乗客が乗り込みました。
 阿佐海岸鉄道の場合、海部〜宍喰間は、海がこのように見えます。
 
 約10分ほどで、終点の海部駅に到着しました。
再び、JR線に乗り込んで、北上します。

 先ほど、行きに乗ったときと同じ、キハ185系で先ほど牟岐駅で、ヘッドマークを変えた特急「むろと2号」が待っておりました。
 こちらが、キハ185系の運転台です。

12時29分、定刻に発車しました。
 鯖瀬(さばせ)駅では、このように、海が見える駅となっておりました。
 12時45分、牟岐駅に到着しました。 ここから、特急「むろと」となって、徳島へ向かいます。
 特急というのは、この路線では便利なのか、分からないですが乗客も多く乗ってきました。
 次の停車駅の日和佐駅に到着しました。
 しばらく進むと、日和佐城が見えてきました。

 日和佐を出て、しばらくすると、牟岐線で海が一番見えるところを通過していきます。
 天気もよく、波も穏やかで、良い海の景色でした。
 13時31分、徳島県の南部の中心都市である、阿南(あなん)駅に到着しました。
 阿南を出ると、那賀川を渡ります。
吉野川同様、河口に近いためか、川幅が広かったです。
 13時59分、徳島駅に到着しました。
N2000系の「うずしお」が乗り換え客を待っておりました。
 次の列車まで、時間があるので、土産物を購入し、駅の外へ出てみました。

徳島駅の隣接するホテルが立派でした。
 うず潮の形をしたモニュメントがあったのも印象的でした。
 さて、次の列車は、14時55分発のキハ185系の特急「剣山7号」阿波池田行きに乗車します。

この列車も、グリーン車が無く、まだまだ普通車での旅が続きます。
 徳島駅の構内は、気動車群がたくさんありました。
この特急「剣山」、徳島線の特急で、乗車率がかなりよかったです。
 この列車で、徳島に別れを告げます。
 次の停車駅、蔵本(くらもと)駅の近くに来ると、高徳線の高架が離れていきました。
 徳島線ですが、わたくしのイメージ的には、山岳路線・・・という印象があったのですが、このように、平坦の路線を淡々と進んでいきます。
 徳島線も中盤を過ぎると、吉野川と寄り添うように走行するようになります。




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